断熱性
1㎡あたり4000万個の空気を内包した微細な細胞から構成されているコルクは、優れた断熱性能を持ち、宇宙飛行士の安全確保から、スペースシャトルの断熱材としても使用されています。
株式会社ジョイ・コス様より
ジョイ・コス グループ
0.5cm2/m2基準のところ
測定値 0.08cm2/m2
測定日 平成30年10月31日
ジョイ・コス住宅システムは、壁・床用の断熱パネル(ジョイ・コスパネル)と窓等の開口部、スウェーデン製の24時間換気システムで構成された超高気密・高断熱住宅に特化した断熱パネル化工法です。
※標準品は壁倍率がありませんので、構造用面材等で強度を持たせる必要があります。
炭化コルクのコルクは、コルク樫の表皮です。もっとも身近にあるのはワインの栓やコルクボードなどですが、それらの製造過程で余った端材を砕き、高温の蒸気で蒸し固めたものが炭化コルクで、天然素材でありながら100%リサイクル商品です。また、以下のような性質を有しています。
1㎡あたり4000万個の空気を内包した微細な細胞から構成されているコルクは、優れた断熱性能を持ち、宇宙飛行士の安全確保から、スペースシャトルの断熱材としても使用されています。
コルクは衝撃吸収性能と圧縮回復性能に優れ、子供や高齢者の安全確保に貢献します。長期圧縮しても復元率は90%以上と極めて高いという特徴があります。
コルクには優れた防音性と吸音性があります。また、衝撃吸収性により、音の振動を遮ります。
(1000~2000ヘルツの音を吸音)
コルクは、弾力性から水を吸うのではないかと思われがちですが、コルクには優れた撥水性があり、水に強く、腐らず、化学変化を起こしにくいという特徴があります。
コルクは、有機液体(鉱物油・動植物油)によって変質することがなく、更に地球上に存在する気体によっても変質しません。化学物質による耐久性も強く、いつまでも性質が変わりません。
コルクは、害虫が生息する為の栄養分が極めて少なく、また主成分であるスベリン・リグニン・タンニン・ロウ・灰分により害虫の生育を阻みます。
一般的な木材は二酸化炭素を内包していますが、コルクは大気とほぼ同じような気体で満たされています。また微細な細胞で出来ているために軽量であることも優れた特徴です。
コルクは炭化が極端に遅く燃えにくい難燃性の物質です。また火災時においても有害なガスを一切発生させません。これがスペースシャトルの飛行士の命を守る理由です。